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Voice 2012年4月号
今月号の読みどころ
「社会保障と税の一体改革」を掲げ、しゃにむに消費増税へと突き進む野田政権。しかし同時に、「不退転の決意で臨む」という行政改革は腰砕けの様相で、結局は官僚の既得権だけが温存・拡大する懸念が拭えない。一方で、統治機構の変革を掲げ、世論の注目を集める「大阪維新の会」はどう動くのか……。今月の総力特集は「偽りの公務員改革を許すな」。時代遅れになった制度を打破し、真の改革に導く処方箋を有識者が示します。もう1本の特集は「震災1年、県知事が語る!」。福島、宮城、岩手のトップが3.11を振り返り、復興に向けた熱い胸の内を明かします。彬子女王殿下のご連載、「オックスフォード留学記」もスタートし、今月は読み応え十分です!!
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今月号の目次
【総力特集】偽りの公務員改革を許すな
民主党に脱・官僚は絶対にできない |
渡辺喜美/高橋洋一 |
44p |
橋下旋風は“遊び”では終わらない |
屋山太郎 |
56p |
大阪市の処遇改革を範とせよ |
城 繁幸 |
66p |
解散・総選挙「サブロウキュウ」の真実 |
高橋利行 |
84p |
「消費増税で財政再建」はまやかしだ |
鈴木 亘/安達誠司/飯田泰之 |
72p |
「無常観の国」の絵画鑑賞論 |
姜 尚中/木村泰司 |
152p |
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【特集】震災一年、県知事が語る!
福島県知事 子供医療費“無料化”で安心な社会を実現 |
佐藤雄平 |
110p |
宮城県知事 仙台空港を民間委託で東北の新しい顔に |
村井嘉浩 |
118p |
岩手県知事 “復興党”の旗の下に政治勢力の結集を |
達増拓也 |
126p |
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イラン危機の破裂、待ったなし |
青山繁晴 |
135p |
女性の雇用はサウジがお手本 |
藤沢久美 |
162p |
「電力不足を補え!」火力発電奮闘記 |
夏目幸明 |
186p |
東京マーケットにはなぜ魅力がないのか |
太田省三 |
194p |
オックスフォード留学記〈新連載〉 おわりとはじまり |
彬子女王 |
170p |
憂国対談 「家族」が壊れて国滅ぶ |
岩村暢子/養老孟司 |
142p |
時代を拓くコンセプト 商社は儲からないとダメなんだ |
岡藤正広/聞き手:川島蓉子 |
20p |
この著者に会いたい! 「三・一一後、僕は真っ先に孫正義に会いたかった」 |
佐野眞一/聞き手:仲俣暁生 |
92p |
話題のあの人に会いたい! 「自分のつくりたい映画にお金を出せるのは、幸せなことです」 |
S・スピルバーグ |
98p |
彦にゃんの憂国ついーと〈16〉 近頃のポピュリズム |
島田雅彦 |
30p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈国内政治〉 選挙制度改革・過去の教訓に学べ |
菅原 琢 |
34p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈生活社会〉 バーナンキの英断に慌てた日銀 |
山形浩生 |
36p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈科学医療〉 問われる職能団体・学会の覚悟 |
最相葉月 |
38p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈スポーツ〉 「競技別ファン」のむなしさ |
杉山茂樹 |
40p |
世の流行にひとこと言わせて!〈25〉 結婚式の価格破壊!?[前編] |
さかもと未明 |
104p |
海堂尊、医療最前線をゆく〈12〉 3・11後の「心のケア」 |
海堂 尊 |
220p |
巻頭の言葉〈4〉 原発事故・加藤典洋氏の思想 |
橋爪大三郎 |
17p |
“複雑系”IT戦略論〈2〉 勝ち組企業・五つの方程式 |
夏野 剛 |
210p |
大宰相・原敬〈第64回〉 シベリア出兵 |
福田和也 |
232p |
私日記〈第148回〉 阿呆巻の日 |
曽野綾子 |
240p |
平成始末〈第28回〉 「自殺文化」 |
山折哲雄 |
248p |
クールジャパン・次代の旗手〈28〉 [山口 晃] |
川島蓉子 |
5p |
語り継ぎたい「モノがたり」〈16〉 メンズコスメ |
村上陽一 |
8p |
「凛たる女性」の肖像〈16〉 三浦奈保子 |
撮影/遠藤 宏 |
11p |
Killerフレーズ 時代を斬る!論点 |
1p |
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Voiceシネマ 編集者の映画三昧 |
226p |
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Voiceステージ 編集者の観劇メモ |
227p |
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Voiceブックス 編集者の読書日記 |
228p |
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Voiceレター 読者の感想&意見 |
230p |
Voice とは
月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。