雑誌
Voice 2013年7月号
今月号の読みどころ
「新しい日本を創る提言誌」をコンセプトにしている『Voice』は、安倍政権誕生以降、まさに「新しい日本」を創れるのではないかとの思いから、政治・経済・外交面でさまざまな提案を行なってきました。7月号では安倍総理ご本人への45分間ものインタビューが実現し、ほぼそのすべてを誌面に反映させました。なかでも飯島勲氏の訪朝でにわかに高まった拉致問題に対しても、短いながらその決意を語っていただきました。国民の意識の中で風化させないためにも、一人ひとりが噛み締めたい重い言葉です。その他にも尖閣問題、靖国参拝、景気回復、消費増税、日台関係などをテーマに切り込んでいます。また、総力特集では、領土問題や歴史問題で緊迫する東アジア情勢を背景に、日本の置かれている立場を有識者の方々に分析していただきました。特集では、上向く方向にある実体経済を「リフレ景気」と名づけ今後の課題と行く末を紹介しました。さらに、日本でもベストセラーを生み出したジャレド・ダイアモンド氏へのインタビューや先ごろ本屋大賞を受賞した百田尚樹氏の新連載「覚醒するクラシック」も、ぜひ読んでいただきたい企画です。
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今月号の目次
尖閣問題、靖国問題、景気回復について語ろう! 拉致被害者を奪還する日本 |
安倍晋三/インタビュアー:篠原文也 |
18p |
総力特集:さよなら「反日」中韓
憲法改正で歴史問題を終結させよ |
中西輝政 |
44p |
「デフレ中韓」は相手にしない |
金 美齢[対談]三橋貴明 |
58p |
米中帝国の衰退に備えよ |
西部 邁 |
68p |
安倍外交に完敗した習近平政権 |
矢板明夫 |
78p |
「戦後」を終わらせる覚悟 |
長谷川三千子 |
86p |
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緊急インタビュー 「文明の崩壊」を防ぐ伝統的社会の叡智 |
ジャレド・ダイアモンド |
126p |
特集:リフレ景気に乗り遅れるな!
最先端を行く「リフレ・レジーム」 |
若田部昌澄 |
96p |
「異次元の規制緩和」を決断せよ |
伊藤元重[対談]武田洋子 |
106p |
株価を引き上げる技術大国の底力 |
長谷川慶太郎 |
116p |
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「計算も論理もない数学」のすすめ |
養老孟司[対談]森田真生 |
136p |
「中核層」を軸に信頼社会を築け |
牛尾治朗 |
146p |
国産LCC、就航二年目の挑戦 |
井上慎一 |
183p |
覚醒するクラシック〈新連載〉 ゴルトベルク変奏曲 |
百田尚樹 |
231p |
国家の戦略〈第3回〉 福島第一原発事故を直視せよ |
野中郁次郎 |
158p |
「ニッポン新潮流」〈国内政治〉 二院制と選挙制度の不整合 |
菅原 琢 |
34p |
「ニッポン新潮流」〈経済政策〉 成長戦略に女性活用が不可欠な理由 |
飯田泰之 |
36p |
「ニッポン新潮流」〈生活社会〉 盗用はジャーナリズム業界の常識? |
山形浩生 |
38p |
「ニッポン新潮流」〈科学医療〉 「子ども・被災者支援法」の不作為 |
最相葉月 |
40p |
「ニッポン新潮流」〈スポーツ〉 東京五輪招致は韓国に学べ |
杉山茂樹 |
42p |
「日本が好き」といえる時代〈第3回〉 国史を封印した「戦後教育マニュアル」 |
竹田恒泰 |
191p |
絶対貧困と相対貧困〈第3回〉 「教育の欠如」が生み出す惨事 |
石井光太 |
204p |
汝の隣人を愛せ〈第7回〉 プチバブル派の企み |
島田雅彦 |
214p |
海堂尊、医療最前線をゆく〈27〉 大腸がんと内視鏡治療 |
海堂 尊 |
220p |
巻頭の言葉〈7〉 確たる信頼に値する友人 |
山内昌之 |
15p |
オックスフォード留学記〈第15回〉 初めての展覧会で大騒ぎ |
彬子女王 |
226p |
私日記〈第163回〉 煮豆にもならない豆の話 |
曽野綾子 |
236p |
平成始末〈第43回〉 「さとり世代」と「スクールカースト」 |
山折哲雄 |
246p |
友アートを訪ねて〈6〉 [竹内栖鳳] |
原田マハ |
6p |
「凛たる女性」の肖像〈31〉 大塚紀子 |
撮影/遠藤 宏 |
9p |
Killerフレーズ 時代を斬る!論点 |
1p |
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Voiceブックス 編集者の読書日記 |
172p |
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Voiceレター 読者の感想&意見 |
244p |
Voice とは
月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。