雑誌
Voice 2016年12月号
今月号の読みどころ
総力特集は「笑うプーチンを信じてよいか」。2016年12月の日露首脳会談を前に、「北方領土が返ってくる」との話がまことしやかに囁かれている。安倍首相の覚悟と自信に満ちた表情から、ある程度の成果は期待できるだろう。日本―サハリン間の天然ガスパイプラインなど、夢のプロジェクトも話題に上っている。ただし問題は、返還されるのが北方四島の「どの島か」という点だ。鉄仮面のようなプーチン大統領の表情の下に隠された思惑とは何か。日露提携の期待と不安、今後の影響をめぐって中西輝政氏、長谷川慶太郎氏、藤和彦氏、古森義久氏に真相に迫る寄稿をいただいた。さらに国内政治・経済のスキャンダルに揺れる米韓二国を読み解く論考として、江崎道朗氏の「アメリカがぶっ壊れる」、室谷克実氏の「爆発する韓国経済」を掲載。併せてご一読いただきたい。
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今月号の目次
総力特集:笑うプーチンを信じてよいか
二島返還は売国の行ない |
中西輝政 |
44p |
中露の横暴はNATOが封じる |
長谷川慶太郎 |
60p |
サハリンパイプライン繁栄論 |
藤 和彦 |
68p |
アメリカが警告する対ロシア外交のリスク |
古森義久 |
76p |
特別企画:隣りのスパイにご用心
原発建設をめぐる英中情報戦 |
岡部 伸 |
84p |
共産党スパイ五万人の恐怖 |
拳骨拓史 |
92p |
連載 ほか
日本を愛して何が悪い! |
ケント・ギルバート |
101p |
爆発する韓国経済 |
室谷克実 |
110p |
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アメリカがぶっ壊れる |
江崎道朗 |
118p |
インフラ事業の「冤罪被害」 |
藤井 聡 |
126p |
危機管理学とは何か |
福田 充 |
134p |
「政治ゲーム」に利用されたドイツ銀行 |
安達誠司 |
144p |
卵とピカソを愛した“愛国の士” イセ食品・伊勢彦信の審美眼 |
出町 譲 |
152p |
「肺がんリスクは確実」の信用性 |
秋山幸雄 |
162p |
本田圭佑の大叔父が語る東京五輪論 必要なのは「選手目線」 |
本田大三郎 |
184p |
巻頭インタビュー 史上最年少プロ棋士の覚悟 格上と対局できる楽しみ |
藤井聡太 |
18p |
プリンス〈第6回〉 第一章 チェンジ 4 |
真山 仁 |
219p |
日本人の《商いの心》を探る 3 徳政思想と商業思想の交差点 |
呉 善花 |
193p |
戦前の昭和天皇と皇室の真実3 |
水間政憲 |
201p |
日本的経営と伝統精神[再録] |
松下幸之助 |
210p |
ニッポン新潮流〈歴史論争〉 クリントン夫妻の闇 |
渡辺惣樹 |
34p |
ニッポン新潮流〈政治外交〉 TPPの存在意義 |
三浦瑠麗 |
36p |
ニッポン新潮流〈経済政策〉 日本経済復活の幕開け |
飯田泰之 |
38p |
ニッポン新潮流〈生活社会〉 検閲せずにきちんと議論をしよう |
山形浩生 |
40p |
西南、南西、テレビ風〈第2回〉 沖縄から流れる「重い空気」 |
結城豊弘 |
42p |
著者に聞く 『冲方丁のこち留』 |
冲方 丁 |
171p |
覚醒するクラシック〈第42回〉 レクイエム |
百田尚樹 |
231p |
巻頭言〈第24回〉 国民投票 |
養老孟司 |
15p |
私日記〈第203回〉 私の危険予感本能 |
曽野綾子 |
26p |
平成始末〈第84回〉 いじめをなくすには |
山折哲雄 |
246p |
友(アート)を訪ねて〈33〉 古賀春江 |
文/原田マハ |
6p |
凛たる女性〈72〉 堀口茉純 |
撮影/遠藤 宏 |
9p |
Keyフレーズ 時代を斬る!論点 |
1p |
|
年間コンテンツ 2016年・目次一覧 |
236p |
|
Voiceブックス 編集者の読書日記 |
242p |
|
Voiceシネマ 編集者の映画三昧 |
243p |
|
Voiceレター 読者の感想&意見 |
244p |
Voice とは
月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。