雑誌
Voice 2019年1月号
今月号の読みどころ
平成30年も残りわずか。まもなく御世代わり、そしてG20などが控える節目の1年を迎える。いまこそ、国家百年の計を立てるべきではないか。国防、憲法、教育、外交、沖縄、経済、そして思想と、さまざまな角度から日本の長期的ビジョンを探る。「自立」「自力」「自矜」が次の百年のキーワードだと語るのは中西輝政氏だ。また、千葉雅也氏と三浦瑠麗氏という気鋭の若手論客2人の対談「欲望と排除の構造」も必読。特集は「賢者の韓国論」。徴用工問題、そして再燃する慰安婦問題と混迷を極める日韓関係。「懲りない隣国」への冷静かつ知的な対応を、呉善花氏、村田晃嗣氏、篠田英朗氏、牧野愛博氏が論考する。「新時代ビジョン研究会」にはヤフーCSO・安宅和人氏が登場。
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今月号の目次
総力特集:大国日本・百年の計
【国防】備えとはこの日本を誇る心 |
中西輝政 |
48p |
【憲法】ローマ人は何事も正攻法を好んだ |
本村凌二 |
62p |
【教育】文理の二刀流が未来をつくる |
吉見俊哉 |
70p |
【外交】「米中の調整役」は危険な空論 |
秋田浩之 |
78p |
【沖縄】「沖縄問題」をどう解きほぐすのか |
宮城大蔵 |
86p |
【経済】ポスト平成のGDP倍増計画 |
藤原 洋 |
94p |
【思想】欲望と排除の構造 |
千葉雅也&三浦瑠麗 |
102p |
特集:賢者の韓国論
「オール・ジャパン」で対処せよ |
呉 善花 |
114p |
在韓米軍撤退の悪夢 |
村田晃嗣 |
122p |
教条的な国内法学者の異常さ |
篠田英朗 |
130p |
日本の警鐘をなぜ無視したか |
牧野愛博 |
138p |
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イノベーションはわがままから |
出井伸之&坂井直樹 |
146p |
カジノにはカウンセラーを |
ナターシャ・ダウ・シュール |
154p |
イランは制裁に屈するか |
鈴木一人 |
162p |
数学は人間が探している神である |
マーカス・デュ・ソートイ |
170p |
【第二十七回 山本七平賞】 『AIvs.教科書が読めない子どもたち』 |
新井紀子 |
233p |
新時代ビジョン研究会 大学に10兆円の基金を |
安宅和人 |
20p |
日本は世界最古の民主国(7) 「啓蒙せよ」とルソーはいった |
竹田恒泰 |
224p |
パラアスリートの肖像(17) レーサー |
山田清機 |
186p |
プリンス〈第31回〉 第七章 試練(2) |
真山 仁 |
212p |
定年消滅時代がやって来る |
中原圭介 |
198p |
『華氏119』はムーアの最高傑作 |
瀬戸川宗太 |
206p |
ニッポン新潮流〈歴史論争〉 富士と伊勢 |
渡辺惣樹 |
38p |
ニッポン新潮流〈政治外交〉 台湾と民主主義の未来 |
三浦瑠麗 |
40p |
ニッポン新潮流〈現代社会〉 選別と解釈と饒舌さの強制 |
開沼 博 |
42p |
ニッポン新潮流〈日本文化〉 インフルエンサーの功罪 |
舘鼻則孝 |
44p |
西南、南西、テレビ風27 大阪万博もあるでー |
結城豊弘 |
46p |
著者に聞く 『信長の原理』 |
垣根涼介 |
240p |
巻頭言〈第13回〉 「接待」鮨から「年金」鮨へ |
宮家邦彦 |
17p |
私日記〈第228回〉 仁徳陵の使命 |
曽野綾子 |
32p |
文明之虚説〈第13回〉 秋山真之の臨終 |
渡辺利夫 |
248p |
台湾に生き続ける日本〈6〉 建築家の「先見の明」に触れる |
写真・文/片倉佳史 |
1p |
土木を撮る〈9〉 小石原川ダム |
写真・文/西山芳一 |
8p |
凛たる女性〈97〉 伊藤かりん |
撮影/永井 浩 |
11p |
Voiceブックス 編集者の読書日記 |
244p |
|
Voiceシネマ 編集者の映画三昧 |
245p |
|
Voiceレター 読者の感想&意見 |
246p |
Voice とは
月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。