経済学で読み解く これからの日本と世界
発売日
2013年03月18日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-81223-6

経済学で読み解く これからの日本と世界

著者 伊藤元重著 《東京大学大学院経済学研究科教授》
主な著作 『マクロ経済学』(日本評論社)
税込価格 946円(本体価格860円)
内容 世界の主要国の経済が一斉に減速し始めている。世界、日本経済は一体どうなるのか? ユニークな視点でわかりやすく解説。



 「日本は今、大きな転機に来ていると思う。これまで十年以上続いたデフレ状況がいつまでも維持されるとは思わない。デフレの中で政府の債務は膨れ上がるばかりだし、日本経済の構造問題がいろいろと表面化してきている。アベノミクスによってこうした閉塞感をいい意味で打ち破ることができるのか――」(まえがきより)

 アメリカ、ヨーロッパ、中国と、世界の主要国の経済は、ますます混迷の度合いを増している。政権が交代し景気回復の兆しが見えはじめた日本でも、先行きはいまだ不透明だ。世界と日本の経済は、これからどう動くのか?

 本書では経済学の第一人者がアベノミクス、国際情勢、TPP、企業戦略、財政再建、エネルギー問題などの多角的な視点から「これからの日本と世界」を読み解く。情報の見方、考え方が変わる一冊。