京都の通りを歩いて愉しむ
発売日
2019年03月15日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-84258-5

京都の通りを歩いて愉しむ
<通(つう)>が愛する美味・路地・古刹まで

著者 柏井壽著 《作家》
主な著作 『おひとり京都の愉しみ』(光文社新書)
税込価格 990円(本体価格900円)
内容 「通り」で歩くと、京都の知らない顔が見えてくる。三条通、丸太町通など東西の通りを、名所から歴史、ツウだけが知るお店まで徹底ガイド。



 「通り」は京都人の暮らしに深く根付いている。見知らぬ場所でも、通りの名前を告げるだけで、誰でもその場所にたどり着くことができる。また、「丸竹夷二押御池」で始まる京都の「通りうた」は京都人なら誰もが子どもの頃に覚える歌だ。

 本書は通りごとに洛中の名所・名店を紹介する、「通り歩きを愉しむためのガイド」である。本書を片手に通りをそぞろ歩けば、知られざる寺社、京都人に愛される隠れた美味、異界に迷い込んだような路地など、様々な旅の愉しみを発見できるはずだ。それは、通り歩きでしか出逢えない「素顔の京都」に違いない。生粋の京都人が教える、名店・名所188を紹介。簡易地図つき。

 【第一部 丸太町通から御池通まで】丸太町通/竹屋町通/夷川通/二条通/押小路通/御池通 
●夷川通はランチの宝庫 
●人気を集めるみかね神社 
●大晦日にぐるりと回転する、神泉苑の祠

 【第二部 姉小路通から錦通まで】姉小路通/三条通/六角通/蛸薬師通/錦小路通 
●老舗・俵屋のティーサロン 
●北大路魯山人が手がけた看板 
●龍馬ゆかりの神社

 【第三部 四条通から五条通まで】四条通/綾小路通/仏光寺通/高辻通/松原通/万寿寺通/五条通 
●繁昌神社と班女塚 
●あの世とこの世の境目・カレーラーメン 
●京都で最少? 小さな洋食屋さんのオムライス

 【番外編・正面通】
●京都にも大仏があった? 
●見逃せない名園・渉成園 
●東本願寺の「お買い物広場」