京都下鴨なぞとき写真帖 2
発売日
2019年05月08日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76894-6

京都下鴨なぞとき写真帖 2
葵祭の車争い

著者 柏井壽著 《小説家、エッセイスト》
主な著作 京都下鴨なぞとき写真帖』(PHP研究所)
税込価格 682円(本体価格620円)
内容 老舗料亭の亭主・朱堂旬の正体は、人気写真家だった!? 京都の四季を背景に、迷える人々の悩みを美食で癒やす、好評シリーズ第2弾。



 老舗料亭の主人は、じつは人気カメラマンだった!? 『鴨川食堂』で人気の著者による、京都グルメ&名所が満載の連作短編集。

 京都の老舗料亭の当主・朱堂旬は、番頭に仕事を任せて遊んでばかり――と周囲には思われているが、じつは人気写真家・金田一ムートンとして、京都の撮影にいそしんでいた。彼のカメラがとらえるのは、葵祭や祇園祭、十日ゑびすや「人形寺」といった、京都名所だけではなく、そこを訪れる人々の秘めた悩み。「松葉」のにしんそばなど、京都グルメでその心を癒しながら、ムートンは彼らの問題を解きほぐしていく。

 文庫オリジナル。