できる課長・係長30の仕事
発売日
1999年05月06日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-57270-3

できる課長・係長30の仕事

著者 二見道夫著 《経営コンサルタント》
主な著作 できる課長・係長になる頭の使い方』(PHP研究所)
税込価格 545円(本体価格495円)
内容 精神論だけでは若い社員は動いてくれない時代、課長や係長はどう行動すればよいのか。自己の能力開発法、部下の心のつかみ方を指南。



 サラリーマンにとって、入社早々からの数年間が大地を飛び立つ離陸期ならば、ぐんぐん高度を上げていく上昇期は、年齢ならば30歳から40歳頃、役職でいえば係長から課長時代である。個人的には妻と子供を、社内では数人の部下を持つ、心身ともに脂が乗り切ったこの時期は、その後のサラリーマン人生を左右する最も重要な時期でもある。この10年間に、何をどう学び、どのような能力を身につければよいのか。 本書では表題の「できる課長・係長」の要件として、勝負強い部下を育てられること、状況判断力に優れていること、即時に問題処理・改善ができることなどを挙げている。これらの要件を満たすための自己練磨のポイントを、コンサルタント歴30数年の著者が、自分の目と耳で集めた事例をもとに具体的に解説している。部下を成長させつつ自らも次にステップアップしていくためのポイントを30項目にわたって紹介した、中堅ビジネスマンの必読書である。