書籍

- 発売日
- 2000年08月01日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-57445-5
連合艦隊の栄光と悲劇
東郷平八郎と山本五十六
著者 | 吉田俊雄著 《元海軍参謀中佐、著述家》 |
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主な著作 | 『海軍名語録』(文春文庫) |
税込価格 | 901円(本体価格819円) |
内容 | 連合艦隊が経た、栄光と悲劇の歴史を、東郷平八郎と山本五十六という、二人の名司令長官の人生に仮託しながら綴る、ドキュメント。 |
およそ海軍に志を立てたもの、誰しも一度は連合艦隊司令長官となって、わが大将旗を旗艦のマストに翻し、海の香一杯の快いそよ風を浴びて、艦橋の晴れ舞台に立ち、全軍を一望のもとに収めて、命令一下、これを意のままに動かしてみたいと思わないものはなかった。しかし、ひとたび祖国が敵国と干戈を交え、連合艦隊にも出撃の大命が下れば、連合艦隊司令長官は、一転して人間以上の「鬼」であることを求められる。人の生命を、作戦達成のために犠牲にする、世にも苛酷な、凄まじい「鬼」である……。著者がこう書くように、連合艦隊司令長官となった者は常に「絶対不敗」の十字架を背負っていた。その、厳しい使命を遂行するために、男たちは、いかに思考を尽くし、戦いに挑んだのか。 本書では、この孤高の男たちの代表である、日露戦争の東郷平八郎、太平洋戦争の山本五十六がしるした足跡を辿りながら、日本海軍の栄光と悲劇の歴史ドラマを鮮やかに蘇らせる。
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