書籍

- 発売日
- 2003年06月02日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-57971-9
壬申の乱の謎
古代史最大の争乱の真相
著者 | 関裕二著 《歴史作家》 |
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主な著作 | 『大化改新の謎』(PHP研究所) |
税込価格 | 586円(本体価格533円) |
内容 | 古代史最大の争乱・壬申の乱は、なぜ東西日本の分岐点で勃発したのか。「二つの日本」という視点から読み解く古代史の意外な真相とは。 |
西暦672年、古代史最大の争乱・壬申の乱が勃発した。この争いは天智天皇亡き後、大海人皇子と大友皇子が皇位継承権を巡り対立、日本を東と西に二分する争いに発展したのは有名だ。ところが、軍事的に劣勢であった大海人皇子が、なぜ勝者となり得たのか。古代史最大の謎がいまだ解明されていないと著者は言う。
壬申の乱に隠された歴史の真相を「二つの日本」という視点から解き明かそうというのが本書の試みだ。
「二つの日本」に大海人皇子の逆転勝利の秘密を解く鍵を求めたのは著者独自の斬新な視点だ。つまり壬申の乱当時の日本は、西国を支配していたヤマト王朝勢力と、蝦夷と呼ばれ恐れられていた東国の豪族勢力とに二分されていたのだ。大海人皇子が劣勢を見事に覆すことができたのは、東国の有力豪族の後押しが得られたからだった。なぜ大海人皇子は東国勢力の支持が得られたのか。その謎が明かされたとき、読者は驚愕の真相を知ることになるだろう。
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