書籍
- 発売日
- 1999年09月20日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-60710-8
自分の頭と身体(からだ)で考える
著者 | 養老孟司著 甲野善紀著 |
---|---|
主な著作 | 『寄り道して考える』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,540円(本体価格1,400円) |
内容 | 人間が「脳」で考えていることは、「身体」から見るとホントはとても非常識!? 解剖学者と武術研究家の「身体」をめぐる冒険的対論。 |
身体には、まだまだ私たちが気づいていない感覚や能力が隠されている??。本書は、解剖学者と武術研究家による「身体」と「世間」をめぐる冒険的対論である。 甲野氏によれば、昔の名人は剣を三寸動かしただけで「ヒュン」という音がしたそうである。現代人が忘れてしまった身体の可能性があるのだろうか。一方、養老氏は、安全第一と考える日本人のマザコン感覚が、それらの可能性を見えにくくしてしまったと指摘する。その上で、「自分の身体をもっと信用したらいいんです。少なくとも、あなたの頭(意識)よりはよっぽどよく考えてできているはずです。身体については、何十億年という歴史があるわけですから」と語っている。 話題は、日本人の美意識、歴史感覚、老人医療問題など多岐にわたる。お互い、日本のいう村落共同体から抜け出し、いかに自分の頭と身体で考えるかについて、忌憚のない意見を交換している。 異色コンビゆえに楽しめる、刺激的対論の書。
オンライン書店で購入する
※書店によって在庫の無い場合やお取り扱いの無い場合がありますので、ご了承ください。
※詳しい購入方法は、各オンライン書店のサイトにてご確認ください。
書店の在庫をみる
※新刊は、おおむね発売日の2日後に店頭に並びます
こちらもおすすめ
広告PR