「丸の内」経済学
発売日
2000年12月07日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-61364-2

「丸の内」経済学
この街が21世紀の東京を牽引する

著者 福澤 武著 《三菱地所社長》
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 ブランド・ショップが進出するなど、今、丸の内が様変わりしつつある。新しい街づくりへの挑戦、丸の内への夢を、当事者が語る!



 明治時代には、三菱ヶ原と呼ばれ、荒野原であった「丸の内」。その後時を経て、ここは東京あるいは日本のビジネスセンターとして発展を遂げてきた。しかし、他地域の開発が進むにつれ、一時はこの地域の地盤沈下が囁かれていた。その「丸の内」が今、すさまじい勢いで変貌を遂げようとしている。

 例えば、仲通りにはブランドショップが次々と進出している。また、情報発信・憩いの場として定着しつつある「丸の内」カフェには、一日に1200人もの人々が訪れる。さらに、2002年には、新しい「丸ビル」が竣工される予定である。

 なぜ今、「丸の内」なのか。このような変貌はいかにして可能となったのか。

 本書は、「丸の内」の大家とも呼ばれる三菱地所の社長が、ビジネスオフィス街から新しい可能性と出会える「多機能型都市」へと変貌を遂げつつある新生「丸の内」の舞台裏を、当事者としての立場から解説する。