和魂和才
発売日
2003年02月14日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-62664-2

和魂和才
世界を超えた江戸の偉人たち

著者 童門冬二著 《作家》
主な著作 宮本武蔵の「五輪書」』(PHP研究所)
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 江戸鎖国体制にありながら独力で世界的、先駆的な活動・技術革新をした賢人たちを取り上げる、自信を喪失している日本人への激励の書。



 江戸の鎖国体制下にありながら、独力で世界的、先駆的な活動・技術革新をした賢人たちがいた!

 そんな日本独自の発想で世界に先駆けた活躍した賢人たち。しかし、現代の私たちはその業績すらも忘れてしまっている。本書は、そんな彼らの活躍に改めて焦点をあてる、自信を喪失している日本人への激励とする書である。

 目次より◎地動説を唱え、物理を追及した日本最初の自然哲学者――三浦梅園◎天体機械を発明し、正しい暦を提唱した天文学者――麻田剛立◎地方から日本を考え、いち早く「公共精神」の啓蒙を図る――浜口梧陵◎世界で最初の産業協同組合をつくった先覚者――大原幽学◎独自の経済理論で藩の財政改革を実現――広瀬久兵衛◎合併されても“らしさ”を保ち、地方から世界へ情報発信――多久一族

 こんなすごい人たちがいた! 日本文化の粋である江戸が生んだ、“誇るべき日本人”の力を明らかにして、現代の私たちに活かす一冊である。