書籍

- 発売日
- 2003年08月01日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-62984-1
聖断
昭和天皇と鈴木貫太郎
著者 | 半藤一利著 《作家》 |
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主な著作 | 『遠い島 ガダルカナル』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,870円(本体価格1,700円) |
内容 | 徹底抗戦、一億玉砕論渦巻くなか、平和を希求する昭和天皇と、国家の分断を阻止し、終戦の大仕事に挑む首相の感動の物語。 |
「この際、自分のできることはなんでもする。私が国民によびかけることがよければ、いつでもマイクの前に立つ」御前会議で天皇は語った。聖断は下り、戦争は終わった。徹底抗戦、一億玉砕論渦巻くなか、平和を希求する天皇と、国家の分断を阻止し、狂乱を既倒に廻らす大仕事をなす宰相との感動の終戦実録。
第一部「日本海軍史とともに」第二部「大侍従長として」第三部「破局の時代にあって」第四部「モーニングを着た西郷隆盛」第五部「聖断ふたたび」
解説を描かれた高木氏はいう。「半藤さんは(本書において)天皇と大元帥の二重性格の相克を主題に据えた。……それこそは、昭和史の根底にある最大の動乱の因子である。無条件降伏をきめたのは天皇である。それを核心として、本書「聖断」は構成された。とくに、終戦工作の内情を究明した部分は圧巻である。今後の史書を修正する人もあるだろう。……ノンフィクション文学の輝かしい成果である」
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