何もいいことがなかった日は
発売日
2004年04月21日
判 型
B6判変型並製
ISBN
978-4-569-63595-8

何もいいことがなかった日は
Deep Blue

著者 似鳥陽子文
似鳥春瑠奈絵
税込価格 990円(本体価格900円)
内容 「曖昧なものなんて欲しくない……自分が生きてることさえ曖昧になるから」――痛く、それでいて優しい言葉の一つひとつが魂に突き刺さる。



 「何も悪いことをしていないのに、なぜ自分にばかり辛いことが起こるんだろう……幸福と不幸のバランスは、誰もに平等には配分されていない……笑って生きたい。幸せな気分になりたい。願わくば、いつもそうありたい。そうあれればいいのに。(著者あとがきより)」。明るく前向きな言葉もいいけれど、人生はそうした言葉だけでは癒されないほど、辛くて悲しいことがある。本書は、大人の女性のための少しビター味のメッセージブック。「悲しい悲しい悲しいと、苦しい苦しい苦しいと、1万回も100万回も、バターになった虎のようにぐるぐると言い続けて溺れていれば、涙はいつか出尽くし、嗚咽はやみ、悲しみは、乾いた砂漠になるはず」など、魂を振り絞って発せられた一つ一つの言葉が心に突き刺さってくる。何もいいことがなかった日、どうしようもなく落ち込んでブルーになった時、独りがさびしい夜に、あなたの心をそっと和らげてくれる言葉がきっと見つかるはず。