書籍

- 発売日
- 2005年01月19日
- 判 型
- 四六判並製
- ISBN
- 978-4-569-64028-0
おとぎ話に隠された日本のはじまり
著者 | 関裕二著 《歴史作家》 |
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主な著作 | 『「出雲神話」の真実』、『天孫降臨の謎』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,210円(本体価格1,100円) |
内容 | 数あるおとぎ話には驚くべき日本古代史を解く鍵が隠されている! 聞きなじんだ話の奥にある真実に、知的好奇心が掻き立てられる書。 |
おとぎ話の起源は恐ろしく古いらしい。そして、日本のおとぎ話の中には、たとえば浦島太郎のように、『日本書紀』『古事記』『万葉集』『風土記』といった古代史を代表する文書のことごとくに登場する話まである。長い時代を経てなおも生き残ったおとぎ話その中には、古代史の真実への大きなヒントが隠されているに違いない。その視点から、本書のおとぎ話への旅がはじまるのである。
本書では、10あまりのおとぎ話が取り上げられ、その背後が探られていく。古代人は何を語ろうとしたのか。その話を語り継いだ人々は何を残そうとしたのか。権力者が作った正史の隙間をうめる話、悲劇の主人公を鎮魂する話……。その道のりを追う中で、ひとつのモティーフが浮かび上がってくるのである。
ひとつひとつの話をテンポ良く読み進めるうちに、読者は必ずや歴史の奥底にある壮大なロマンにたどりつくはずである。知的興奮を刺激して止まない一冊である。
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