書籍

- 発売日
- 2005年03月15日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-64213-0
武満徹―その音楽地図
著者 | 小沼純一著 《早稲田大学文学部助教授》 |
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主な著作 | 『サウンド・エシックス』(平凡社新書) |
税込価格 | 770円(本体価格700円) |
内容 | 日本人の誰もがより深く接したいと思いながら、聴く機会をもたずにいる世界的な作曲家・武満徹の音楽を、万人向けにわかりやすく解説。 |
尺八と琵琶を西洋のオーケストラと同じステージにのせた《ノヴェンバー・ステップス》で、音楽史に新しい1ページを開いた作曲家・武満徹(1930―1996)。だが、世界的に有名なこの曲には、わかりやすいメロディがあるわけではない。沈黙が多く不協和音ばかりが目立つ。それゆえ武満徹は、「前衛」と呼ばれる現代音楽の担い手として、人々の心に記憶されることとなる――。しかし、この作曲家はけっして「前衛」では終わらなかった。仕事の幅は思いのほか広く、映画音楽、テレビ番組、CM、ポップ・ソング、ビートルズの編曲までやっている。児童施設では、武満の音楽を聴いた子供たちが、目に涙を浮かべていたという。映画を愛し、ギターを愛し、ビートルズを愛した世界的作曲家のほんとうの姿とは? 難解といわれる現代音楽を、私たちはどのように聴けばいいのか? 本書は武満徹の音楽を、重層的かつ横断的に案内する。現代音楽最良の入門書である。
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