人生が開ける戦国武将の言葉
発売日
2006年01月13日
判 型
B6判並製
ISBN
978-4-569-64752-4

人生が開ける戦国武将の言葉

著者 童門冬二著 《作家》
主な著作 『小説 上杉鷹山』(学陽書房)
税込価格 524円(本体価格476円)
内容 戦国武将の名言・至言を紹介。リーダー学として、または人生訓として、示唆に富んだ言葉の数々とともに、武将たちの人間的魅力に迫る。



 一本の矢はたやすく折れてしまうが、三本束にすると折れにくい。三人が力を合わせれば大きな力になる、と中国地方の覇者・毛利元就が息子たちに語ったという「三矢の訓え」は有名である。

 力のある者が天下を取り、一時でも気を抜けば命の保証すらないという時代にあって、戦国武将たちは生き残りをかけ、それぞれが知恵の限りを尽くした。そしてその真髄を言葉にし、家臣や家族、時には敵となる武将たちに向けて語った。

 「金で人を使おうとすれば必ず離れていく」「トップの決裁を仰ぐ時は、案を二つ出せ」「天下の政治は、四角い重箱に丸い蓋をするように」「その道のプロにならなければ情報は集まらない」など、現代にも通じる言葉の数々を紹介。

 ビジネスの現場で活きる知恵、部下指導の心得、組織を束ねる者の才覚、人生訓、機知に富んだひと言などとともに、その言葉が語られた背景やできごとを解説。武将たちの人間的魅力にも迫る一冊。