書籍

- 発売日
- 2006年10月13日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-65635-9
日本を不幸にした藤原一族の謎
著者 | 関裕二著 《歴史作家》 |
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主な著作 | 『海峡を往還する神々』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,540円(本体価格1,400円) |
内容 | 古代史検証が進み、蘇我氏=悪の図式は色褪せた。そして見えてきた、「袖の下で笑っていた」藤原氏の狙い……。常識を覆す注目の書! |
蘇我氏は、国家改革を妨害し、天皇家をないがしろにした逆臣であり、大化改新で、中大兄皇子と中臣鎌足とが一大改革を成し遂げた……。これまで通説が教えてきた歴史であった。しかし、古代史の検証が進み、どうもそうではなかったのではないかということが徐々に明らかになりつつある。実は国家改革を推し進めようとしたのが蘇我氏であり、その改革を換骨奪胎し、結局改革の旨みを独り占めしたのが、藤原氏ではなかったか。
中臣鎌足をその源流とする藤原一族とは、果たしていかなる存在であったのか。そう問いかけると、奈良時代から平安時代にかけて、いかに多くの豪族が藤原氏に抹殺されてきたかということが脳裏によぎる。並みいる豪族を打ち倒し、そしていつのまにか日本のほとんどの土地を我が物としていった藤原氏。藤原氏がそこまでのやり通したのは、その秘められた出自ゆえのことではないか……。古代史の謎の最深部に大胆に迫る衝撃の論考である!
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