書籍

- 発売日
- 2004年04月01日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-66177-3
古代史を読み直す
著者 | 黒岩重吾著 《作家》 |
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主な著作 | 『古代史を解く九つの謎』(PHP研究所) |
税込価格 | 649円(本体価格590円) |
内容 | 継体天皇がたどる数奇な生涯、謎多き女王・卑弥呼の本当の姿……。古代史小説の巨匠が、精緻な推理と奔放な想像力で8つの謎に迫る。 |
縄文・弥生時代から邪馬台国を経て、大和で日本の王権が確立されていく過程には、今なお幾多の謎が残されている。継体天皇がたどる数奇な生涯、謎多き女王・卑弥呼の本当の姿、蘇我・物部戦争の真相…。
本書は、古代史小説の第一人者として、精緻な推理と奔放な想像力で当時の人間群像を現代に蘇らせてきた著者が、独自の読み筋で、ヴェールに覆われたそれらの謎を解き明かしていく。
特徴は、何といっても歴史の教科書とは明らかに解釈が異なる点である。例えば著者は本書で、次のように述べている。「卑弥呼が、倭の連合国の王に擁立されるには、単に彼女が鬼道にすぐれた巫女というだけでは不自然である。もっと強い必然性があるはずだ。ぼくは、卑弥呼の新興宗教に心酔し、教祖のためには生命も要らない、という狂信的な卑弥呼集団の存在に思い至った。」
“黒岩史観”を通じて、古代史を読む楽しみを存分に堪能できる一冊。
『古代浪漫紀行』を改題。
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