書籍
        - 発売日
 - 2006年08月01日
 - 判 型
 - 文庫判
 - ISBN
 - 978-4-569-66668-6
 
			    聖断			    
昭和天皇と鈴木貫太郎
        
        
        
        | 著者 | 半藤一利著 《作家》 | 
|---|---|
| 主な著作 | 『日本海軍の興亡』、『遠い島 ガダルカナル』(PHP研究所) | 
| 税込価格 | 1,210円(本体価格1,100円) | 
| 内容 | 本土での徹底抗戦、一億玉砕論が渦巻くなか、戦争を終結へと導いた“聖断”はいかに下されたのか? 「日本敗戦」を描いた不朽の名作! | 
 聖断がくだり、そして戦争は終わった――。
 連合艦隊の消滅、沖縄の陥落、広島・長崎への原爆投下、ソ連の満洲侵攻など、刻一刻と破局へと突き進んでいった戦争末期の日本。本土決戦が当然のように叫ばれ“一億玉砕論”が渦巻く中、平和を希求する昭和天皇と心を通い合わせ、二人三脚で戦争を終結に導いた一人の老宰相がいた。その名は鈴木貫太郎。
 運命の昭和二十年八月十四日、鈴木は御前会議ですっくと立つと、原稿はおろかメモひとつなく、語りはじめた。八月九日の第一回の聖断以来の全ての出来事をよどみなく報告するのである。そして最後に言った。
 「ここに重ねて、聖断をわずらわし奉るのは、罪軽からざるをお詫び申し上げます。しかし意見はついに一致いたしませんでした。重ねて何分のご聖断を仰ぎたく存じます」
 不気味な静寂がしばし流れた。やがて天皇裕仁が静かに口を開いた――。
 昭和史最大のドラマである“日本敗戦”を描いた不朽の名作!
 ※2023年10月に価格変更しました        
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