「数字」の雑学
発売日
2006年10月02日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-66697-6

知っているようで知らない
「数字」の雑学
1週間はなぜ7日? 煩悩はなぜ108? 2月はなぜ28日?

著者 日本博学倶楽部著
主な著作 「歴史」の意外な結末』、『雑学大学』(PHP研究所)
税込価格 628円(本体価格571円)
内容 カップ麺の出来上がりは、なぜ3分になったのか。原稿用紙は、なぜ「20字×20行」になったのか。さまざまな数字にまつわる話題の雑学集。



 不動産屋のガラス窓に隙間なく貼られた物件情報。「駅から徒歩○分」は立地条件のよさをうたう決まり文句だが、「徒歩1分」をメートル換算したらどのくらいの距離? と聞かれたら、あなたは何メートルと答えますか。

 なんとなく「感覚」で書かれていそうな数字だが、じつは、この「徒歩1分」にはちゃんとした算出根拠が、公正取引委員会で決められているのだ。女性スタッフがヒールをはいて、実際に歩いて決めた距離は、「1分=約80m」。「徒歩5分」なら約400mというわけだ。

 考えてみると、私たちの生活は数字だらけといってもよい。シャネルの「No.5」は有名だが、1から4まではどうなった? なぜ婚約指輪は給料の3倍が相場なの? なぜ1週間は7日なの? といった数字にまつわる素朴な疑問を解消してくれるのが本書だ。

 カップ麺の調理時間はほとんどが3分間。これはいったいどういうわけだ? その答えももちろん本書のなかにあります。