ヤマトタケルの正体
発売日
2009年05月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-67246-5

創られた英雄
ヤマトタケルの正体

著者 関裕二著 《歴史作家》
主な著作 大化改新の謎』、『壬申の乱の謎』(PHP研究所)
税込価格 607円(本体価格552円)
内容 存在そのものが謎に包まれている第十二代景行天皇の皇子「ヤマトタケル」。神話で彩られた人物の素顔から見えてきた歴史の真実とは。



 景行天皇の皇子で、熊襲を討ち、後に東国を鎮定したといわれる古代史の英雄「ヤマトタケル(日本武尊、倭建命)」。古代史ファンならずとも、その名を知らぬ者はいないだろう。しかし、冷静にこの人物の足跡をたどっていくと、じつに多くの疑問に行き着く。たとえ『日本書紀』の編者が天皇家の歴史を輝かしくさせる意図が働いていたとしてでもある。知られざるヤマトタケルの実像に迫る、渾身の一冊。