書籍
- 発売日
- 2009年08月03日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-67345-5
修羅の剣(下)
幕末の天才剣士・仏生寺弥助
著者 | 津本陽著 《作家》 |
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主な著作 | 『名将名城伝』(PHP研究所) |
税込価格 | 734円(本体価格667円) |
内容 | 練兵館で免許皆伝を得た弥助は、仏生寺一流の名を得る剣士となる。しかし無垢にして無頼の魂は、動乱の京都に散った。感動長篇、完結! |
21歳になり、練兵館助教・仏生寺弥助の剣名は揺るぎないものとなっていた。師の斎藤弥九郎は、読み書きを学び、出世への道を歩むように勧めるが、弥助は頑なに拒み、恋女房のおまきとの平穏な生活だけを望む。しかし道場主が息子の新太郎に替わり、おまきを病で失うと、弥助の練兵館での居場所はなくなっていった。
死を求めるように闘いの日々に身を投じていく弥助。そのなかで出会った三人目の女性おつたとの儚い交わり……。やがて幕末の動乱に揺れる京都で、弥助を待つのは凄絶なる運命だった。
貧しく、学問もない一人の若者が、剣一筋に名を挙げながら、その純粋さ、不器用さのために悲劇へと突き進んでしまう物語は、数々の真剣勝負の迫力ある描写とともに、読む者の胸を打つ。著者会心の剣豪小説、感動の後編。
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