書籍
- 発売日
- 2009年12月01日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-67377-6
黄金の天馬
合気道を創始した男
著者 | 津本陽著 《作家》 |
---|---|
主な著作 | 『名将名城伝』、『修羅の剣』(PHP研究所) |
税込価格 | 985円(本体価格895円) |
内容 | 明治の初め、紀州田辺に生まれた一人の男が、人生の試行錯誤を繰り返しながら武道に目覚め、合気道を創始するまでを描く歴史大河小説! |
和歌山出身の著者には、直木賞受賞作『深重(じんじゅう)の海』をはじめ、故郷の歴史に材を得た膨大な作品群がある。本書は、その系譜に属する傑作のひとつ。合気道の創始者・植芝盛平をモデルにした長篇武道小説だ。
明治16年(1883)、紀州田辺の小地主の家に生まれた高島隆之助は、15歳で地元税務署の吏員となるが、青雲の志を抱いて上京し商家に勤めるものの挫折、故郷に舞い戻る。あたたかく迎えた父の「武芸者みたいな猛者になれ」という言葉に、隆之助は自らの奥にある強い願望に気づく。「強い男になりたい」――体を鍛え、柔術の道場に通い、肉体の際限のない可能性を開いていく。
日露戦争への従軍、北海道への開拓移民……変転の半生を経て、素手であらゆる攻撃を制する独自の武道「合気道」を創始する隆之助。その波瀾の生涯を、数々の武道家との迫真の立ち合いを描きながら、エンターテインメント作品として見事に結実させた力作である。
オンライン書店で購入する
※書店によって在庫の無い場合やお取り扱いの無い場合がありますので、ご了承ください。
※詳しい購入方法は、各オンライン書店のサイトにてご確認ください。
書店の在庫をみる
※新刊は、おおむね発売日の2日後に店頭に並びます
こちらもおすすめ
広告PR