のんきでゆかいな町人たち
発売日
2009年01月05日
判 型
A5判上製
ISBN
978-4-569-68930-2

声に出して、演じる子ども落語
のんきでゆかいな町人たち

著者 たかしま風太
うちべけい
主な著作 おとなもびっくりの子どもたち』(PHP研究所)
税込価格 1,320円(本体価格1,200円)
内容 きみょうな宿屋、あぶなっかしい床屋、あわてんぼうの医者。町人が主人公の落語・小ばなしを14話収録。「寿限無」も入ってるよ。



 「うちは、ごはんのおかずを一日にうめぼしひとつにしてますわ。まず、朝に実を食べて、昼はたねをしゃぶって、夜はたねをわって、中のものを食べてるのよ」「あら、あんた、そりゃもったいない。うちなんか、うめぼしをじっと見てると、口の中がすっぱくなるだろ。それをおかずにごはんを食べてるわ」……。

 ケチがじまんの長屋の奥さん、患者を間違えるあわてんぼうの医者、口が悪い床屋など、ゆかいな町人が主人公の落語・小ばなしを14話紹介。お話は、音読用落語、独演用小ばなし、落語まんざい、落語コント、落語劇などにアレンジされていて、いろんなスタイルで落語を楽しめるようになっています。

 きみょうな、みょうが宿/けちべえさん/あぶないとこ屋/なくし物/あわて医者/つるは千年、かめは万年/わしはるすじゃ/馬フンをしたねこ/けちケチまんざい/アホな目じるし/どっちもどっち/ぎゃくてんバカ/寿限無/おれはだれだっけ