[図解]大奥のすべてがわかる本
発売日
2007年10月26日
判 型
B5判並製
ISBN
978-4-569-69475-7

[図解]大奥のすべてがわかる本
知られざる徳川250年の裏面史

著者 日本博学倶楽部著
主な著作 日本の地名の意外な由来』(PHP研究所)
税込価格 1,047円(本体価格952円)
内容 徳川250年の豪華絢爛絵巻! 謎の多い大奥の暮らしとはいったいどんなものだったのか? 豊富な図解を用いてその秘密にせまる。



 徳川幕藩体制の象徴ともいうべき江戸城の中心・本丸に銅塀で仕切られた一角があった。これこそが将軍ひとりのために設けられた女の園「大奥」であった。そこでは徳川将軍家の血統を絶やさぬために、実に1000人もの女性たちが将軍の寵愛を受けることを夢見、生活していた。

 本書は大奥の日常の暮らしぶりから、愛と権力を巡る争いの歴史まで、興味深いエピソードを交えながら解説した。

 大奥の採用試験や階級・出世はどうなっていたのか、どんな権力争いや後継争いが起こったのか、まさに大奥の歴史は徳川250年の知られざる裏面史を物語る。

 実際、争いは大奥の内部だけに留まらなかった。大奥の権力闘争が幕閣らを巻き込んで、江戸中を騒がせる大事件になったこともあった。

 江戸城の中から眺めると、徳川の歴史のまた違った一面が見えてくる。