書籍
![[新装版]火城](/atch/books/9784569696614.jpg)
- 発売日
- 2007年11月21日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-69661-4
[新装版]火城
幕末廻天の鬼才・佐野常民
著者 | 高橋克彦著 《作家》 |
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主な著作 | 『風の陣[風雲篇]』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,870円(本体価格1,700円) |
内容 | 著者の歴史小説の原点とも言うべき本格歴史長編、待望の復刊。幕末の佐賀藩を雄藩に仕立て上げた佐野常民ら技術者たちの戦いを描く。 |
決して大きな藩とはいえない佐賀藩は、鍋島閑叟(かんそう)公の時代に、いち早く蘭学を積極的に導入し、藩内の改革を進行し、明治維新に至るまでの間に多くの賢人を輩出した。その佐賀藩を雄藩に仕立て上げた男・佐野常民。その半生を描いた著者、歴史小説の原点、待望の復刊。
時勢が勤皇や佐幕と激しく揺れ動く中、迷うことなく佐賀藩の、そして日本の未来を見据えた男たち。
佐賀藩に灯った技術の火が、やがて日本の将来を守る城となる。その類まれな行動力と“涙”で藩を動かした男・佐野常民――日本赤十字社の生みの親である。彼は、いかにして西洋の最先端技術を導入し、独自の蒸気船・蒸気車を造ろうとしたのか。
一流の技術者・からくり儀右衛門らの協力、彦根藩・長野主馬(しゅめ)との交流などを盛り込みながら、夢の実現を目指した男たちの熱き物語。
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