[新装版]坂本龍馬の人生訓
発売日
2008年11月27日
判 型
A6判上製
ISBN
978-4-569-70067-0

[新装版]坂本龍馬の人生訓

著者 童門冬二著 《作家》
主な著作 [新装版]西郷隆盛の人生訓』、『[新装版]勝海舟の人生訓』(PHP研究所)
税込価格 1,100円(本体価格1,000円)
内容 幕末の混乱した時代を拓くために“第三の道”を模索した男。脱藩から暗殺されるまでの5年間を駆け抜けた龍馬の人間観、世界観、人生観。



 28歳で土佐藩を脱藩し、33歳で暗殺されるまでのわずか5年間で日本を大きく変えた革命児・龍馬の人間観、世界観、人生観。土佐の町人郷士の次男として生まれた龍馬。当時の土佐藩は、他藩以上に身分差別の激しい土地柄であった。同じ侍の中でも上士と呼ばれる層と下士と呼ばれる層には毅然とした差別が存在しており、龍馬の生まれた坂本という家は、藩老福岡家の預かりではあったが、あくまでも下士に属する層であった。龍馬が脱藩して自由な志士になった経過には、こういう差別の手かせ足かせが多かった土佐藩に嫌気がさしていたこともあっただろう。そして龍馬は脱藩した。龍馬に魅了された精鋭なる人々と幕末の混乱した時代を拓く新しい鉱脈を求めて“第三の道”を発見する。行動の人、愛の人、そして人生の師、坂本龍馬の人間学。