書籍

- 発売日
- 2010年01月29日
- 判 型
- A5判上製
- ISBN
- 978-4-569-70489-0
ヴェノナ
解読されたソ連の暗号とスパイ活動
著者 | ジョン・アール・ヘインズ著 ハーヴェイ・クレア著 中西輝政監訳 |
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主な著作 | 『覇権の終焉』(PHP研究所) |
税込価格 | 3,520円(本体価格3,200円) |
内容 | 1930年~40年代、アメリカに潜入したソ連スパイの電報の暗号を解読した米国家安全保障局(NSA)の記録文書が、邦訳で公開される! |
「ヴェノナ」とは、1943年にアメリカが始めたソ連の暗号傍受・解読作戦の名称である。本書は「ヴェノナ」解読文書の元となった通信文から、ソ連のスパイ活動の全貌を暴く画期的な一冊。いち早くその重要性を指摘した中西輝政氏らが本邦初翻訳を試みたものである。東西冷戦後、原著者らの努力で「ヴェノナ作戦」の成果が公表され、世界中の歴史家に衝撃を与えた。第二次世界大戦時の同盟国ソ連が百人単位の規模でアメリカにスパイを送り込み、外交、軍事、産業上の機密情報をことごとく盗み出していたことが分かったからである。当時のルーズベルト政権は、完全にソ連の工作の影響を受けていた。そしてアメリカの軍事機密がソ連に筒抜けだった事実は、日本にとって何を意味するか。ソ連はアメリカの原爆プロジェクト「マンハッタン計画」を事前に把握しつつ、1945年8月6日の広島への原爆投下を見届け、同月8日に対日宣戦布告を行ったということである。
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