書籍

- 発売日
- 2009年03月18日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-70793-8
日本経済・絶望の先にある希望
「大デフレ」「悪性インフレ」を超えて
著者 | 水谷研治著 《中京大学名誉教授、東京福祉大学大学院教授》 |
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主な著作 | 『日本経済インフレの危機』(東洋経済新報社) |
税込価格 | 1,540円(本体価格1,400円) |
内容 | 大量の輸出、膨大な赤字財政による経済の引き上げが限界を迎えたいま、我々を待ち受けるのは「絶望」か――。日本経済への最後通牒。 |
大デフレの中で我々は次の準備をしなければならない。インフレ対策である。それも悪性インフレを想定せざるをえない。それはまずアメリカをはじめとする世界の多くの国々で起きると思われる。それが我が国へ波及するまでにはかなりの期間が掛かるであろう。そのうちに我が国独自のインフレ要因が出てくる。
世界経済が急落する前に我が国で財政改革を断行し、国債残高を大至急に削減するべきであった。残念ながら、それが遅れに遅れており、大変な経済状況になってきた。しかし、我々は将来の国民のことを考えなければならない。我々がつくった借金は我々が返済する義務を負っているからである。
ここまで追い詰められていながらも、なお必要な施策を実現しなければならないのは悲劇である。この悲劇を絶望的と受け取る人もいるかもしれない。しかし、これは「絶望」の先にある「希望」に辿り着くために我々が避けて通れない道である。(「はじめに」より抜粋)
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