[普及版]この漢字が読めますか?
発売日
2009年03月18日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-70856-0

[普及版]この漢字が読めますか?
読めそうで読めないビミョウな漢字

著者 加納喜光著 《茨城大学名誉教授》
主な著作 『読めそうで読めない漢字2000』(講談社+α文庫)
税込価格 524円(本体価格476円)
内容 読み間違えやすい漢字は「未曾有」だけではありません! 知っておきたい漢字を、人名・冠婚葬祭・動植物などなど、分野別に一挙に解説。



 漢字には音読みもあれば訓読みもあり、それにもそれぞれ複数の読み方があって、さらに熟語になると特殊な読み方をしたりもする。なかなか難しいものだ。

 総理大臣の誤読が話題になったが、「踏襲【とうしゅう】」を「ふしゅう」と読んでしまったのは、「踏」の訓読み「ふ(む)」に引き連られてしまったから。

 基本的にはボキャブラリーの問題だけれども、「こう読むのだ」と思い込んでいると、間違いに気づかず、思わぬところで恥をかいたりする。

 

 本書では、動植物・冠婚葬祭・人名や隠語などなど、さまざまなジャンルから漢字を選び出し、初級・中級・上級・スペシャルの4つに分けて解説している。さらに、各項目に関するエッセーも収録し、理解を深められるようになっている。

 

 <たとえば……>

 「卓袱台」→「ちゃぶだい」

 「絢爛」→「けんらん」

 「檜舞台」→「ひのきぶたい」

 「束子」→「たわし」

 などなど