書籍

- 発売日
- 2016年09月01日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-76484-9
万葉集と日本の夜明け
著者 | 半藤一利著 《作家》 |
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主な著作 | 『聖断』、『日本海軍の興亡』(PHP研究所) |
税込価格 | 792円(本体価格720円) |
内容 | 最古の歌集『万葉集』から、日本と日本人の心の源流を読み解く――“歴史探偵”の著者が、現代の視点から楽しく、わかりやすく論じた好著。 |
現存する最古の歌集『万葉集』には、日本と日本人の夜明けの姿がいきいきと描かれている。とくに東歌、防人の歌には庶民の作が多く、奈良朝の、貴族ではない人々の心象に分け入ることができる。東歌の天衣無縫ともいえる恋の歌に、思わず「わかるなあ」とつぶやいてしまうほど、その心の有り様は現代人に通底しているのだ。
昭和史や日本近現代史を読み解き、「歴史探偵」を名乗って様々な好著を世に送ってきた著者は、じつは大学時代に和歌にのめり込み、短歌誌の同人だったという経歴の持ち主。しかしそこは歴史探偵、『万葉集』に向かえば、難しい文学的解釈ではなく視点は歴史の方へ。庶民の心のうちから古代史のダイナミズムまで、見事に愉しませてくれる。
「雑学・名もなき人の歌」「長安の山上憶良」の二部構成で、単行本化されずにきた随想を収録した一冊。
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