書籍

- 発売日
- 2017年09月01日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-76730-7
「江戸大名」失敗の研究
政治力の差が明暗を分けた
著者 | 瀧澤中著 《作家、政治史研究家》 |
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主な著作 | 『「戦国大名」失敗の研究』(PHP研究所) |
税込価格 | 858円(本体価格780円) |
内容 | 天下泰平といわれる時代でも、幕府と大名の権力闘争は熾烈だった。江戸時代を近現代史と絡めるという独自の視点で、失敗の本質を学ぶ! |
徳川家に“絶大な恩”を売っても取り潰された外様大名、将軍の死と同時に“最高権力の座”から滑り落ちた幕閣、破産寸前の藩政改革で“抵抗勢力”に苦しみ続けた名君……。泰平の世が260年以上続いた江戸時代でも、その裏では、幕府や大名の熾烈な権力闘争が繰り広げられていた。
本書は、気鋭の政治学者が「福島正則と蒋介石」「田沼意次と田中角栄」「赤穂事件と二・二六事件」「上杉鷹山と濱口雄幸」など、江戸時代と近現代史の類例を比較する独自の視点で“失敗の教訓”を導き出す。彼らが大局を見失い、誤った道へと突き進んだ理由とは何だったのか?
文庫書き下ろし。
【目次】
●第1章 残党の末路~福島正則と蒋介石
●第2章 手段が目的に変化した悲劇~最高権力者・田沼意次と田中角栄
●第3章 「正義」が現実に勝つという失敗~「赤穂事件」と「二・二六事件」
●第4章 名君の宿命~上杉鷹山と濱口雄幸
●終章に代えて 幕府崩壊~改革の失敗と戦いの放棄
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