書籍
- 発売日
- 2018年08月01日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-76848-9
「大日本帝国」失敗の研究【1868-1945】
政治力の衰えが敗戦を招いた
著者 | 瀧澤中著 《作家、政治史研究家》 |
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主な著作 | 『「戦国大名」失敗の研究』(PHP研究所) |
税込価格 | 880円(本体価格800円) |
内容 | 大日本帝国がおかした失敗を、戦後の日本も繰り返している!? 権力者の失敗から「時代の転換点」を乗り越えるための教訓を歴史に学ぶ。 |
明治維新から約80年で消滅した「大日本帝国」。
日露戦争の勝利や第一次世界大戦以降、「世界の五大国」に数えられるなど過去の栄光から一転して、大東亜戦争の敗戦へと続く“滅亡の過程”には何があったのか?
本書は、気鋭の政治学者が「帝国陸海軍と西郷軍の奇妙な一致点」「濱口総理は、統帥権問題で憲法論議を避けた」「近衛文麿の新党運動は、政党の降伏運動」「目先の利益を追い求める外交の末路」など独自の視点から、大日本帝国が犯した失敗の教訓を導き出す。
“同じ敗因”を繰り返し続ける、現代日本に警鐘を鳴らす一冊。
文庫書き下ろし。
【目次】
第1章 「玉砕の伝統」~誤れる西郷精神
第2章 統帥権干犯と憲法改正反対~文書に支配される政治
第3章 政党はいかにして自壊していくのか~汚職と二枚舌
第4章 汪兆銘と台湾断交~信義を裏切る「現実」外交
第5章 日露戦争に見る大東亜戦争の敗因~成功から「失敗の種」を見つける難しさ
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