書籍

- 発売日
- 2009年06月22日
- 判 型
- 新書判並製
- ISBN
- 978-4-569-77140-3
一冊でわかる『坂の上の雲』
司馬遼太郎が伝えたもの
著者 | 谷沢永一著 《文芸評論家》 |
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主な著作 | 『人間の見分け方』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,045円(本体価格950円) |
内容 | 作家・司馬遼太郎がその全精力を投入して紡ぎ出した代表作『坂の上の雲』の真髄を、登場人物と作者の思考をたどりつつ掘り起こす一冊。 |
「『坂の上の雲』は、司馬遼太郎が、作家としての生命力が最も充実する年齢を計算して、その黄金時代のすべてを、この作品に賭けて、全精力を投入して仕上げた代表作である」(谷沢永一)。平成8年にこの世を去ってもなお、多くの読者を惹き付けてやまない司馬遼太郎の小説『坂の上の雲』。明治維新を契機に、わが国が世界の表舞台に登場し、近代化の荒波をまともにかぶった時代、先人たちは無尽蔵のエネルギーとともに、国の将来と己の人生を重ねつつ生きぬいた。日本陸軍で「騎兵の父」としてその名を高らしめた秋山好古、日本海海戦においてロシアのバルチック艦隊を破った秋山真之。兄弟二人の目を通じて見た時代の姿とは、何だったのか。全集本で3巻、文庫版で8巻にわたる広大なストーリーを丁寧にたどりながら、国家の運命、人の世の知恵を指し示す。読者は本書の中から、勝利と敗北の微妙な綾、義務と責任を引き受ける人生の美しさを見出すに違いない。
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