“口ベタ”でもうまく伝わる話し方
発売日
2009年09月15日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-77304-9

“口ベタ”でもうまく伝わる話し方

著者 永崎一則著 《話力総合研究所所長》
主な著作 聴き上手』(PHP研究所)
税込価格 770円(本体価格700円)
内容 口数が少なくても口ベタとは限らない。必要なことを、必要なだけ話すことが大切。話力研究60年の著者が「聴かれる話」の具体例を紹介。



 「話し上手」とか「口ベタ」というのは、話す量の問題ではない。長すぎては、世間でいう「ひと言多い」ということになりかねず、むしろ下手な話になる危険性をはらんでいる。大事なのは「必要なことを、必要なだけ、必要なときに、そして必要な方法で」話すことだ。

 例えば、必要なこと=「目的に合った内容」「相手が興味のあること」「自信をもってはなせること」、必要なだけ=「欲ばらずに何かを断念する」「時間に見合う話材を選ぶ」、必要なとき=「人から求められたとき」「疑問を正さなければならないとき」、必要な方法=「切り出しを工夫する」「テーマをワン・フレーズでまとめる」などである。

 途方もなく多くの人とかかわって生きることを余儀なくされた現代において、相手と正しく対応する能力は必須である。本書では半世紀以上にわたり、話力向上の研究活動に携わってきた著者が、スピーチも難なくこなす話し上手になるための方法を指南。