最果てのサーガ 4
発売日
2011年02月21日
判 型
A5判上製
ISBN
978-4-569-78123-5

最果てのサーガ 4
火の時

著者 リリアナ・ボドック
中川紀子
主な著作 <中川・好評既刊>『ゾロ 伝説の始まり(訳)』(扶桑社)
税込価格 2,420円(本体価格2,200円)
内容 ≪死の女≫はウィルキレンの死を知り、ミサイアネスを許さない。≪太陽の国≫では抵抗勢力が蜂起。≪鹿≫の壮絶な戦いに奇跡が起こる!



 遥か遠い時代のラテンアメリカを思わせる≪肥沃な土地≫を舞台に、≪永遠なる憎悪≫と≪生き物≫との壮烈な戦いを描く『最果てのサーガ』シリーズ日本語翻訳版全4巻の本書は完結編。

 アシラの陰謀が暴かれ、ミサイアネスの指揮官は、皆殺しを叫ぶ! 残されたわずかな時間で自分の命とひきかえに、アシラは二つの一族の血をひく≪太陽の国≫の新たな礎となる王子を産み落とす。無事に王子を宮殿から脱出させることができるのか!?

 一方、シデルシオの艦隊が≪最果て≫を襲うべく海上を南に進むが、≪最果て≫の戦士はベレラムを目指して陸路を北上していた。≪最果て≫の人々がまじない師に支えられ山へ逃げる途中、列を離れた無垢な少女ウィルキレンは、シデルシオの手にかかり……。

 また、≪古の土地≫で密かに抵抗勢力が育っていることを察知した≪死の女≫だったが、ウィルキレンの死を知り、自分の役割を思い出してミサイアネスに背く。

 感動のクライマックス!