探偵犬(たんていけん)スコットと仲間(なかま)たち
発売日
2013年05月13日
判 型
A5判上製
ISBN
978-4-569-78330-7

探偵犬(たんていけん)スコットと仲間(なかま)たち

著者 正岡慧子
福田岩緒
主な著作 あなぐまのクリーニングやさん』(PHP研究所)
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 探偵犬スコットと翔太はある夏の夕方、誘拐事件を目撃した。犯人は誰なのか、なぜ事件が起きたのか。スリル満点のユーモアミステリー。



 探偵犬スコットと小学4年生の翔太は、シャーロック・ホームズが大好きな平賀家の一員だ。ある夏の夕方、スコットと翔太が散歩に出かけたところ、偶然、ユウカイ事件を目撃する。ジャッカル商会の社長がユウカイされたのだ。その会社の社員・川辺健一は、犯人の要求どおり、ルビーの指輪「王妃の涙」をわたすため、ペンシルタワービルの屋上へと向かった。しかし、犯人は現れず、その後、健一が行方不明に。犯人はいったいだれなのか? 健一は助かるのか? チーム・スコット----スコットと翔太、健一の妹のリカちゃん----が、事件を追いかける。

 全体の構成は次のとおり。やあ、こんにちは/拾ったトランプ/やっぱり、事件!/またまたびっくり/調査開始/走れ、走れ、走れ!/夜ふけの海にライトが光る/クローバーのヒミツ/あっ、あの人だよ/事件のあとで。

 スリリングな展開で一気に読め、仲間同士で目的を達成することの素晴らしさが伝わる一冊。