はずかしがりやの バナナくん
発売日
2015年08月24日
判 型
B5判変型上製
ISBN
978-4-569-78492-2

はずかしがりやの バナナくん

著者 岡田よしたか作・絵 《絵本作家》
主な著作 くしカツさんちは まんいんです』(PHP研究所)
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 はずかしがりやで、人前で歌えないバナナくん。くしカツさんの指導で、歌えるようになりましたが、一方のくしカツさんは……。



 はずかしがりやのバナナくんは、学校で行われる「歌の発表会」の練習が嫌いです。バナナくんは、顔を隠してしまって歌えません。「ああ いやんなっちゃうな」としょげていると、近所のくしカツのおじさんがやってきて言いました。「みられてると おもうから ハズカシイ。まわりは みんな イモとか カボチャやと おもたら ええんや」。くしカツのおじさんのもとで、歌の練習がはじまりました。

 何日かたって、発表会の日になりました。バナナくん、最初はハズカシイという気持ちがありましたが、「みんな いしころ いしころ」と心の中で唱えたあと、ついに歌い出します。「バーババ バーババ バナバナバー」。どんどん調子が出てきたバナナくんは、とうとう皮を全部脱いで、音楽室を飛び出しました。「くしカツさんも いっしょに うたお!」とくしカツさんを誘いましたが、驚くことに……。最後のどんでん返しが最高の絵本。