[証言録]海軍反省会 2
発売日
2010年12月20日
判 型
A5判上製
ISBN
978-4-569-79338-2

[証言録]海軍反省会 2

著者 戸高一成編 《大和ミュージアム館長、戦史研究家》
主な著作 [証言録]海軍反省会』(PHP研究所)
税込価格 4,400円(本体価格4,000円)
内容 今までにない自由闊達な議論で話題を呼んだ「海軍反省会」。第二部では、その11回目から20回目までをつぶさに記録する。



 秘蔵されていた、日本海軍中堅幹部の肉声として話題を呼んだ、「海軍反省会」。本書は、その、第11回から第20回までの議事録を収録した、「証言録」第2弾である。この巻には、軍令部からは、暴走と思われていた、山本五十六連合艦隊司令長官の作戦指導。潜水艦戦に関しては、潜水艦勤務の経験のない参謀が潜水艦作戦を指導していたこと。そして、回天特攻の背景について、第六艦隊参謀であった鳥巣健之助氏の憤りを交えた激しい証言。また、海軍砲術の大家と目されている黛治夫氏の、日本海軍の砲戦に関する克明な報告など、多くの証言が含まれている。今回も、戦史ファン・研究家にとって、読みどころ満載の一冊となっている。