風鳴り止まず<真珠湾編>
発売日
2020年03月17日
判 型
B6判変型並製
ISBN
978-4-569-84681-1

風鳴り止まず<真珠湾編>

著者 源田実著
戸高一成解説
主な著作 『真珠湾作戦回顧録』(文春文庫)
税込価格 1,320円(本体価格1,200円)
内容 真珠湾攻撃はいかにして成功したのか。なぜ不可能が可能になったのか。作戦参謀による回想録。『風鳴り止まず』を再編集して復刊。



 最新鋭の航空母艦6隻を中核に、戦艦、巡洋艦、駆逐艦など合わせて70隻以上の大艦隊がハワイへ大遠征。洋上での燃料補給、浅海面での魚雷攻撃……、到底無理と思われた奇襲作戦は、いかにして成功したのか? いかにして不可能を可能としたのか? 真珠湾攻撃の作戦参謀が克明に回想する。

 「解説文」を執筆した呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)館長・戸髙一成氏は、こう語る。

 「源田実は、日本海軍で、華やかなスター的な参謀であった。新しい海軍の姿を航空に見つけ、その発展につくし、現実の真珠湾作戦においては驚くべ成功を収めた。(中略)源田実と言う人物とその活動を再検討することによって、日本海軍の歴史を見直すことが出来るのではないだろうか」

 ※本書は、1982年11月にサンケイ出版から刊行された『風鳴り止まず』の真珠湾作戦の部分を取り上げ、再編集して改題したものです。