マネジメントの日米逆転が始まる
発売日
2011年09月20日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-80000-4

マネジメントの日米逆転が始まる

著者 増田悦佐著 《株式会社ジパング シニアアナリスト》
主な著作 2012年・空前の日本投資ブームが始まる』(PHP研究所)
税込価格 1,760円(本体価格1,600円)
内容 「日本の経営者は欧米より優秀」「アメリカのCEOの報酬はなぜあんなに高いのか?」いま最も旬なアナリストが挑む初の本格経営論。



 「西欧文明の血を引くアメリカのビジネスの開拓者たちにとって、工場というのはほんの一握りのエリートだけが考え、大衆はエリートの命令どおりに作業をするだけの場所だった。今、アメリカの大手企業経営陣を形成している一流企業のMBAを優秀な成績で卒業した連中は、少しは違った世界観、人間観、仕事観を持つようになっているのだろうか。もちろん、表面的にはテイラーやフォードのような正直な本音はおくびにも出さないだろう。だが、本質においては、まったく変わっていないと考えるべきだ」。著者がこう記すように、アメリカやヨーロッパでは2011年の現在でも「奴隷の経営」がまかり通っている。こんな「古い経営」より、日本人のマネジメントははるか先を進んでいる。ある経済界の長老が言った。「社長としての条件は、一に健康、二に常識、ただそれだけで、それ以上のものであってはならない」。それ以上だと、何が起こるか。答えは本書にある。