書籍

- 発売日
- 2012年10月10日
- 判 型
- 四六判並製
- ISBN
- 978-4-569-80819-2
虹とノストラダムス
著者 | 太田忠司著 《作家》 |
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主な著作 | 『奇談収集家』(創元推理文庫) |
税込価格 | 1,870円(本体価格1,700円) |
内容 | あの頃、僕らは「ノストラダムス」に絡め取られていた……。心のどこかに世界滅亡の大予言を意識して生きてきた者たちの半生を描く物語。 |
一九九九の年、七の月、空から恐怖の大王が降ってくるだろう。日本人の多くが触れたことがあるであろう「ノストラダムスの大予言」。多少なりとも世界の終末を意識させられたことがある人たちすべてに贈る物語。
1974年(昭和49年)、初めてノストラダムスの予言を知った四人の高校生、史生、仁志、恵津子、鶴文。「世界の滅亡」の予言に対し、それぞれの受け止め方は違うが、自分と関係ないと思っていた「死」へと想いを馳せるきっかけとなる。滅亡することが決まっている世界で、残された時間をどう生きればいいのか。自分の夢はどうなるのか。途方に暮れる一方で、波乱含みの日常は続く。やがて大人になった四人は、ゆるやかにつながりながら、仕事を始め、家族を作り、それぞれの人生を歩んでゆくが、彼らの心の片隅には、いつも「あの予言」があった。――出会いと別れ、夢と挫折、そして孤独。「生きること」に真摯に向き合った、胸を揺さぶる物語。
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