明日、世界が終わるとしても
発売日
2016年05月06日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76556-3

明日、世界が終わるとしても

著者 太田忠司著 《作家》
主な著作 星町の物語』(PHP研究所)
税込価格 924円(本体価格840円)
内容 あの頃、僕らは「世界の終わり」を信じていた。ノストラダムスの予言によって「死」を意識した四人の若者たちの半生を描く感動の物語。



 それは新たな悲劇か。それとも、悲劇を乗り越えた希望か。

 一九九九の年、七の月、空から恐怖の大王が降ってくるだろう――ノストラダムスの予言を知った四人の高校生は「死」を思い、残された期限をどう生きるかを考える。その記憶は、大人になった彼らの人生に意外な影響を与えていくのだった。夢に挑む史生、意外な職につく恵津子。時代の荒波に揉まれながらも「生きること」に真摯に向き合う彼らの姿を描く、胸を揺さぶる物語。

 『虹とノストラダムス』を改題。