書籍

- 発売日
- 2013年06月07日
- 判 型
- 四六判並製
- ISBN
- 978-4-569-81248-9
鯖猫長屋ふしぎ草紙
著者 | 田牧大和著 《作家》 |
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主な著作 | 『花合せ』(講談社) |
税込価格 | 1,760円(本体価格1,600円) |
内容 | なぜか鯖縞模様の猫が一番いばっている「鯖猫長屋」には、なにやら“わけあり”な住人たちが……。謎解きと人情が楽しめる時代小説。 |
ところは江戸の根津宮永町。鯖縞模様の三毛猫が一番いばっている長屋があった。人呼んで「鯖猫長屋」。猫の名はサバで、飼い主は三十半ばの売れない画描き拾楽。なぜサバが一番えらいかって? それはサバが永代橋が落ちることを予見し、長屋の面々を救ったから。
炊きたての白飯しか食べない、わがままものの猫様が仕切る長屋に、ある日素性のわからない美女が引っ越してきた。続けて、幽霊に怯える読本作家、大道芸が得意な浪人者もやってくる。一癖も二癖もある「わけあり」な人たちが集う長屋で起こるふしぎな事件の謎を解くのは、画描きの拾楽? それとも……。満を持して登場する北町定廻同心・掛井十四郎、通称・成田屋は何を画策しているのか。
短編連作かと思いきや、最後の一話ですべての謎が明らかになる構成、ミステリアスな展開に目を開かれる。小説現代新人賞を受賞してデビューし、その実力は折紙付きの著者による、大江戸謎解き人情ばなし。
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