知っていますか、任那(みまな)日本府
発売日
2013年09月11日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-81400-1

知っていますか、任那(みまな)日本府
韓国がけっして教えない歴史

著者 大平裕著 《大平正芳記念財団理事長》
主な著作 『日本古代史正解』『日本古代史正解 渡海編』(以上講談社)
税込価格 1,760円(本体価格1,600円)
内容 1500年前の朝鮮半島には任那と呼ばれる地域があった。日本がかつて新羅や百済を臣民としていた歴史的事実を多角的に検証する。



 1500年前の朝鮮半島には「任那」と呼ばれる地域があった。古代日本人の居留地、交易の中心地であり、半島中南部を軍事的に押さえる要衝の地でもあったが、韓国ばかりでなく、いまや日本の学校教育でも「任那」はほとんど教えられず、長らく無視されてきた。

 本書は「任那」についての歴史的事実を史料をもとに明らかにする。

 かつて日本(倭)は新羅や百済を臣民としていた。それどころか、百済や新羅が東洋史に登場するよりも100年以上前から、倭国が半島南東地域を管理していたことは、中国の史書に記されている。高句麗・広開土王の生涯を刻んだ「広開土王碑」の碑文にも「倭、任那」の記述がある。碑文の不毛な改竄論争も最古の拓本発見で終止符が打たれた。そして記録に残るかぎり、「日本府」という名を最初に使ったのは倭人ではなく新羅王であった。

 ここまで明らかなのに韓国がけっして教えたくない半島の歴史―「任那」の真実がこの1冊に。