ひと目でわかる「大正・昭和初期」の真実
発売日
2014年06月24日
判 型
A5判並製
ISBN
978-4-569-81945-7

ひと目でわかる「大正・昭和初期」の真実
1923-1935

著者 水間政憲著 《近現代史研究家》
主な著作 ひと目でわかる日韓・日中 歴史の真実』(PHP研究所)
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 大正~昭和初期にも日本は数々の国難に見舞われたが、それを乗り越えてきた! 日本人が自信と誇りを取り戻す写真が満載の解説本。



 本年3月から始まったNHK連続テレビ小説「花子とアン」。『赤毛のアン』の翻訳者・村岡花子が貧しい農家に生まれながらも英語を学び、関東大震災や戦争の苦難を乗り越えて翻訳家として成長していく反省を、明治、大正、昭和にわたって描くドラマだ。本書は、上記ドラマの時代背景ならびに実像が「ひと目でわかる」よう、写真でなぞる。関東大震災から立ち直る日本の姿と併せて、女性のファッションが着物から洋風化する様子なども紹介する。

 他方、昭和8年の「昭和三陸地震」では、東日本大震災のときのように大型船が打ち上げられている写真もあり、日本は大打撃を受けたことが「ひと目でわかる」が、その直後に、日本が大正時代に中国に与えた借款約10億円(現在の2~3兆円)が踏み倒されたことをご存じだろうか? 何やら現在の状況とオーバーラップするが、それでも我が国は衰退しなかったのだ。

 日本人が自信と誇りを取り戻せるビジュアル解説本。