ひと目でわかる「戦前の昭和天皇と皇室」の真実
発売日
2017年03月16日
判 型
A5判並製
ISBN
978-4-569-83298-2

ひと目でわかる「戦前の昭和天皇と皇室」の真実

著者 水間政憲著 《近現代史研究家》
主な著作 ひと目でわかる「GHQの日本人洗脳計画」の真実』(PHP研究所)
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 「戦後に天皇陛下が象徴天皇と位置づけられた」は誤解である! 一次史料を満載し、「戦前の昭和天皇と皇室」の真実を明らかにする。



 平成28年8月8日の「陛下のビデオ・メッセージ」が発せられて以来、識者やマスコミのあいだでは、今上陛下の「お気持ち」をどう解釈すべきか、また皇室は今後どうあられるべきか等について、さまざまな議論が起こっている。

 だが、「それらの議論のなかには、いくつもの誤解が散見される」と著者は言う。たとえば、<戦後に天皇陛下が「象徴天皇」と位置づけられた>という誤解である。本来、天皇陛下は近現代史以前から国家国民の「象徴」であられたのであり、親政(天皇みずからが政治を行われること)を志されたのは、桓武天皇や南北朝時代の後醍醐天皇など、ごく少数だった。また、今上陛下が被災地に赴かれて被災者に寄り添われるお姿について、<戦後の天皇を「象徴する」お姿である>との解説があるが、これも誤解であり、実際には「皇室の伝統」であると著者は説く。

 二千数百年にわたる日本の「真の歴史」が「ひと目でわかる」、ビジュアル解説本。