書籍
- 発売日
- 2015年12月16日
- 判 型
- 四六判並製
- ISBN
- 978-4-569-82789-6
できない理由は、その頑張りと努力にあった
武術の稽古で開けた発想
著者 | 甲野善紀著 平尾文聞き手 |
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主な著作 | 『「筋肉」よりも「骨」を使え!(共著)』(ディスカヴァー携書) |
税込価格 | 1,760円(本体価格1,600円) |
内容 | 仕事にも人生にも行き詰まりを感じることがある。それを乗り越えるために最も必要になるのは発想の転換であることを武術探究を事例に説く。 |
美内すずえ氏(漫画家・『ガラスの仮面』作者)の推薦文が帯に掲載されているが、それが、本書の内容をズバリとついている。「甲野善紀先生の講習会では、自分の身体について実は何もわかっていなかったのではないか、と驚く。身体と精神は繋がっている。自分の中で“革命”が起きている。本書は、身体機能の妙を説きながら、人生の指南書でもある」というものだ。本文内では、聞き手の若き女流ライター・平尾文さんとのトーク形式で、最新の「甲野ワールド」の話が、軽妙に展開される。武術の稽古を通じて、身体の可能性を開く話の中に、「生きていることそのものへの気づき」を得る読者は多いだろう。また、最近とみに顕著な風潮となっている、「頑張れば、努力すれば、夢はかなう」という精神論回帰的スローガンに対して、その弊害を考えるとともに、「何かを深く追求するということ」の本質を、抑制された発言で、読者に伝えてくれる。新しい生き方への一冊。
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